横浜三塔物語
せっかくの週末だというのに、ぐずぐずした天気のおかげでちょっと憂鬱な気分です。
家の中でゴロゴロするのも良いのですが、なんだかもったいない気がするので、
えいやっ
っと、行き先も決めずに出かけました。
まぁ、みなとみらいにでも行って美術館でも覗いて見ようかと思い地下鉄に乗って関内へ。
関内~日本大通り~大埠頭~赤レンガ~みなとみらい、
といつものコースを歩いて行こうと思っておりますと、
なにやら日本大通りでイベントをやっているようで、たくさんの人々が行き交っておりました。
たくさんの屋台が並んでおり、なにやらお肉が香ばしく焼ける良い匂いが漂ってきて食欲を激しく刺激します。
ビール片手にお肉を頬張る善男善女たち・・・
ここで誘惑に負けてしまうのも、それはそれで良い休日かもしれません。
しかし、夜に美味しいお酒を飲むためにグッと我慢です。
こらえた自分を褒めてやりたい。
グッと我慢しながら進んで、県庁の前まで行きますと休日だというのに門があいております。
どうやら今日は公開日のようです。
県庁といえば横浜三塔のキングの塔で有名
他の塔と比較すると少し厳ついかんじですが、昭和3年竣工の歴史ある建物です。
これは覗かないという選択肢はないやろぅ、とずずいと中へ
少々、暗いですがなんとも時代を感じるエントランスとシャンデリア。
ドラマ"華麗なる一族"のロケ地でもあるとか。
県庁の中に入る機会は、こんなときでもないとそうそうないでしょうから良いタイミングで通りがかったものです。
キョロキョロ見物しながら階段を上がって議場へ。
こちらは高い天井の作りがとっても立派
重厚な作りは議会の権威を高めるためのものでしょうか。
やはり古い建築の重厚感はひと味違いますねぇ、と感じながら、ずんずん階段を上がっていき、とうとう屋上
北に女王様を従え
西に王子様を従え
王様のおなーりー
重厚な作りはキングの名に相応しい偉容ですね。
こういう塔が残ってる街っていいなぁ、と感じます。
でもね、
キングというより
ルーク(城壁)に見えるのは私だけでしょうか。