堀川巡り
出雲大社から日御碕を巡った翌日、玉造温泉のお宿でゆっくり朝食を頂いた後、宍道湖の湖岸を走り松江に。
松江といえばお城をぐるりと囲むお堀が有名です。
流れがないからか水が濁っていたり藻が大繁殖していたりと、あんまり良いイメージが無いお堀ですが、松江城のお堀は宍道湖と繋がっており多少の流れがあるせいか水が綺麗。
天気も良く、ポカポカ陽気ですので観光船に乗ってお堀川巡りをしてみました。
船頭さんの穏やかなお人柄がうかがえるお声と秋の青空に癒されます。
この日は暖かい一日でしたが、そろそろ寒くなるということで翌日から船に炬燵を設置するとのこと。
雪景色のなか炬燵舟で巡るお堀もたいそう素敵でありましょう。
そうこうしていると45分の乗船時間もあっという間に過ぎ、船着き場に到着です。
愉快な時間はあっという間に過ぎるものですが、お堀を楽しんで、松江城に寄らないというのは画竜点睛を欠くというもの。
立派な石垣を眺めながらのんびり天守閣に向けて登っていきましょう。
戦火を逃れた立派な木々が迎えてくれました。
晴れた秋空に浮かぶ雲、立派な石垣、そして紅葉となんとも素敵な景色です。
そして石段を登るとそこには意外な建物が。
興雲閣という名前の洋館。
松江の工芸品を陳列するために1902年に建てられたということですので、長い年月を感じさせる佇まいです。
特に階段ホールが美しい。
建物も立派ですが、中に入っているカフェもなかなかのもの。
ロイヤルミルクティーを頂きましたが、ほどよい甘さでなかなかのお味。
デザートや軽食も美味しそうでした。
一休みした後、よっこらしょと天守閣へ。
こちらの天守閣へは国宝に指定されており、お城の古い建築構造を今に伝える貴重なものとのこと。
なるほど、重厚な佇まいが歴史を感じさせます。
これからもずっと松江の街を見守っていってもらいたいものです。
山陰旅行はまだまだ続きます、、、