そうだ、京都行こう
街に流れるクリスマスソングが、お正月ソングにかわり、
仕事納めやら大掃除で慌ただしくなった今日この頃、
京都旅行に行って来ました。
ここ10年くらい、年末に京都に行くのが恒例行事。
なぜ京都なのかは不明。
年末になると、
"そうだ、京都行こう"
となるのです。
京都まで約3時間の旅路ですが、
年末の新幹線は大混雑。
指定席を取れなかったので名古屋まで座れませんでしたが、たまに乗る湘南新宿ラインの異常な混雑を考えると耐えられる・・・、かもしれません。
京都に着いたのは12時前。
お昼は鯖寿司を食べるのだ~、と決めていたので、空きっ腹を抱えながら出町柳へ
出町柳といえば豆大福のふたばさんが有名ですが、満寿形屋さんも負けず劣らずの名店です。
開店の12時には少し間に合いませんでしたがそんなに待たないだろうとたかを括っていたのが大間違い。
店内に入れたのは13時前でした・・・
考えが甘すぎた・・・
そして待ちにまって頂いたメニューはこちら、
鯖寿司ときつねうどんのセット。
感想はただ一言、
美味!!
若狭の鯖は肉厚で脂ののった極上品。
お酢の塩梅もちょうどよく、いくつでも食べられそう。
うどんも関西出汁の優しい味と甘く炊いたお揚げがほっとする美味しさです。
ちなみに自家製の京漬物も美味しいですよ。
1時間近く並んだ甲斐があるというものです。
幸せな昼食を頂きお腹も落ち着いたところで、近くの鴨川デルタに移動。
新歓コンパの時期は学生さんでごった返すことで有名な場所ですが、流石にこの寒空のなかピクニックしている人は見られず。
それでも冬の晴天の下、川沿いの公園では様々な人々がそれぞれの時間をゆったりと過ごしています。
ひなたぼっこをするご老人、
凧揚げをする親子、
ギターを練習する青年、
語らう学生たち、
鴨川沿いの風景はいつ来ても穏やかな時間が流れています。
のんびりと鴨川を眺めながら川沿いの道を歩いたり、途中気になったアンティークショップなど覗きながら三条まで。
早めにホテルへ投宿。
年末の京都旅行はのんびりと過ごすと決めているのでそのままホテルのベッドでゴロゴロ。
夕方までのんびりしてから、予約していた寺町のLe Bouchonさんに移動です。
毎年、年末にお邪魔しているこのお店は地元で人気のフレンチビストロ。
ランチの牛ハラミのグリエは、たっぷりのお肉と山盛りフレンチフライでお腹いっぱいになれる人気のメニュー。
コスパ最高のこのランチに私も何度お世話になったことか。
横浜に越してからは京都も遠くなり、あまり来れなくなってしまいましたが、ここ数年は年末の京都旅行のディナーはこちらでと決めています。
そして必ず頼むのが、
"リヨン風オニオングラタンスープ" と "牛肉の赤ワイン煮"
の二皿
オーブンで熱々に焼いたチーズとバゲット入りのオニオングラタンスープは、
テーブルでマディラ酒と卵黄を加えて仕上げる一品。
玉ねぎの甘みにチーズと卵黄がコクと深みを与え、寒い冬には堪えられない一皿です。
牛肉の赤ワイン煮は、牛肉がホロホロになるまでじっくりと煮込まれており、ワインとよくあいます。
私は付け合わせのペコロスが大好き。
デザートにはたっぷりのラム酒シロップがしみたアリババというケーキを頂いて〆ました。
恒例の京都旅行の初日はこうして、食い意地に始まり食い意地で終わったのでした。
年末の食い倒れ旅行は翌日も続くのです。
ちなみにこちらのアリババ、ラム酒のシロップがお皿にヒタヒタになるくらい入っているのですが、
このラム酒たっぷりのシロップを、紅茶に入れると実に美味しい。
少々はしたないですが、こっそりオススメです。