ところかわれば
以前、書いたことがあるのですが、
アンティークの定義は”作られて100年たっている”こと。
しかし同じ”アンティーク”の名前を冠するもののなかで、どうやらこの定義に入らないものもある模様。
それは
”アンティークウォッチ”の世界
腕時計の世界では、クォーツ式が普及する以前の1960年代以前に作られた機械式時計を”アンティークウォッチ”と定義しているようですね。
うーん、そうだったんだ。
しかし、富裕層向けや軍用品の特殊なケースとはいえ1900年以前から腕時計は存在したわけですし、
オメガ社が1900年に一般向けの腕時計を発売しているのに、1960年代以前のものが全てアンティークと呼ばれるのは、
ちょっと違和感。
まぁ、”所変われば、品変わる”ではないですが、
”分野変われば、定義も変わる”
と言ったところでしょうか。
精密機械の腕時計と、工芸品では比較すること自体がナンセンスなのでしょうね。
しかしこの場合、”懐中時計=ポケットウォッチ”はいったいどうなるの?
腕時計よりも一般化してからの歴史が長い分、やはり”100年枠”に入るのでしょうか?
だれか教えてください。
↓は先日お休みになったTAVANNESの代わりに普段使いしているTISSOTの懐中時計。
現代のものですが手巻きの機械式
クオーツも持っていますが、やっぱり機械式の音が好きなのです。