横浜おさんぽ日記~毎日紅茶で時々骨董~

西のほうから横浜に流れ着いて3年。見処いっぱいの横浜の街をブラブラする閑人のブログ。好物は紅茶とアンティーク。

ところかわれば

以前、書いたことがあるのですが、

 

アンティークの定義は”作られて100年たっている”こと。

 

しかし同じ”アンティーク”の名前を冠するもののなかで、どうやらこの定義に入らないものもある模様。

 

それは

 

”アンティークウォッチ”の世界

 

腕時計の世界では、クォーツ式が普及する以前の1960年代以前に作られた機械式時計を”アンティークウォッチ”と定義しているようですね。

 

うーん、そうだったんだ。

 

しかし、富裕層向けや軍用品の特殊なケースとはいえ1900年以前から腕時計は存在したわけですし、

オメガ社が1900年に一般向けの腕時計を発売しているのに、1960年代以前のものが全てアンティークと呼ばれるのは、

 

ちょっと違和感。

 

 

まぁ、”所変われば、品変わる”ではないですが、

 

”分野変われば、定義も変わる”

と言ったところでしょうか。

 

精密機械の腕時計と、工芸品では比較すること自体がナンセンスなのでしょうね。

 

 

 

しかしこの場合、”懐中時計=ポケットウォッチ”はいったいどうなるの?

 

腕時計よりも一般化してからの歴史が長い分、やはり”100年枠”に入るのでしょうか?

 

 

だれか教えてください。

 

 

 

↓は先日お休みになったTAVANNESの代わりに普段使いしているTISSOTの懐中時計。

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現代のものですが手巻きの機械式

 

クオーツも持っていますが、やっぱり機械式の音が好きなのです。