鍛錬
今年は秋の訪れが急でしたね。
すでに冬の足跡も聞こえてきて来ていて、四季の中で秋が最も好きな私にはちょっと残念です。
寒くなってくると暖かいお茶が一層美味しく感じられるので、寒いのも好きですが。
お気に入りの道具で淹れた紅茶をのんびり頂くのは良いものです。
でもコーヒーはニガテ。
何故か飲むと酷いムネヤケに襲われていました。
ただ味も薫りも嫌いではないので、このところ少しづつ飲めるように鍛錬しています。
最初はエスプレッソ用のカップで少しだけ頂いていましたが、少しづつ量を増やしていくうちに通常のカップ1杯くらいなら美味しく頂けるようになりました。
ただ、飲めるようになるとどうしても道具に拘りたくなるのが私の悪いクセ。
ついついカリタのダイヤミルを買ってしまいました。
こちらのミルはハンドルを縦方向に回転させるのであまり力がいらないのが良いところ。
その分、豆を挽くのに時間が掛かるようですが、秋の夜長にゆっくりコーヒーを楽しむ分には問題になりません。
見た目も良いし気に入っています。
交換部品も手に入るようですので、気に入ったものを長く使いたい私にはうってつけ。
鋳物製のボディは安定感がありますが、ハンドルを回すときにもっと安定させたくてホームセンターで買ってきた木製の台を取り付けました。
こういうものは、ついつい自分好みに手を加えたくなってしまいますね。
これから少しずつ勉強して、お気に入りの豆を探して行きたいと思っています。
ところかわれば
以前、書いたことがあるのですが、
アンティークの定義は”作られて100年たっている”こと。
しかし同じ”アンティーク”の名前を冠するもののなかで、どうやらこの定義に入らないものもある模様。
それは
”アンティークウォッチ”の世界
腕時計の世界では、クォーツ式が普及する以前の1960年代以前に作られた機械式時計を”アンティークウォッチ”と定義しているようですね。
うーん、そうだったんだ。
しかし、富裕層向けや軍用品の特殊なケースとはいえ1900年以前から腕時計は存在したわけですし、
オメガ社が1900年に一般向けの腕時計を発売しているのに、1960年代以前のものが全てアンティークと呼ばれるのは、
ちょっと違和感。
まぁ、”所変われば、品変わる”ではないですが、
”分野変われば、定義も変わる”
と言ったところでしょうか。
精密機械の腕時計と、工芸品では比較すること自体がナンセンスなのでしょうね。
しかしこの場合、”懐中時計=ポケットウォッチ”はいったいどうなるの?
腕時計よりも一般化してからの歴史が長い分、やはり”100年枠”に入るのでしょうか?
だれか教えてください。
↓は先日お休みになったTAVANNESの代わりに普段使いしているTISSOTの懐中時計。
現代のものですが手巻きの機械式
クオーツも持っていますが、やっぱり機械式の音が好きなのです。
はじめての・・・
人生、何歳になっても"はじめて"というのはあるものです。
今の世の中、ネットでちょっと調べるとやり方や材料も手に入りますから昔に比べて随分色々な"はじめて"に挑戦出来るようになりました。
良い世の中になったものです。
ということで、今回はちょっと"絵の額装"に挑戦してみました。
先日、手にいれたミュシャの版画に付いていた額装が自宅に合わないので額装のやり直しを検討していたのです。
当初は専門店にお願いしようと思い大まかな費用を聞いたところ、結構なお値段。
悩んだあげく、色々調べてみますと額とマット等の部材だけ購入すれば自分でできなくはなさそう。
ちょっと不安ですがチャレンジしてみました。
早速、ネットで額とマット、専用のテープを注文して待つこと2日。
思った以上に早いな。
早速、届くまでに調べておいた方法で作業を進めます。
ちなみに、人生ではじめて中性紙の重要性を知りました。
20分位で作業は完了。
うん、なかなか良いじゃないか。
作品名は"桜草"。
今回、けっこう上手くいったのでもう一枚の"羽根"も同じように額装しようと思います。
なんでもチャレンジしてみるものですね。
おつかれさまでした・・・
先日、愛用していた懐中時計が止まってしまいました。
前日まで快調に動いていたのですが・・・
開けてみるとテンプの軸石にクラックが!
愛用のTAVANNESの懐中時計は作られて100年は経っていませんが、それでも軽く半世紀以上は経っている機械式。
けっこうなおじいちゃんです。
メーカーが電子部品の供給を止めると修理ができなくなるクォーツと違い、機械式の良いところは古い部品が市中に残っていれば修理ができるところ。
尤もその部品を探すのが大変なんですが。。
ワタシの探している軸石も、やはりそう都合よく見つかりません。
残念ですが部品が見つかるまで、お休みしてもらうことに。
今までおつかれさま、そしてありがとう。
でも、きっとまた元気にしてあげるからね!!
ととのえる
せっかくの夏休みは悪天候
特に西日本は大変です。
3年前は故郷でも水害があり、大きな被害があったので心配です。
私が小さな頃はもっと穏やかな気候だったと思うのですが。
この先、どうなってしまうのでしょうか。
さて、ぼやいていても仕方がないので家の中で出きることをしましょう。
ということでサボり気味の銀器のお手入れ。
コシコシ、キュッキュッ、
コシコシ、キュッキュッ、
・・・・・・
・・・
黙々と磨いていると時間がたつのを忘れてしまいます。
手が疲れてきたので今日はこれで終了
なんでも単純作業をするのはストレス解消にも効果があるそうです。
特にストレスフルな生活をしているわけではないですが、心を整えるには良いかもしれません。
これは玄関に置いているブラシと鏡のセット
磨きたてです。
これで磨いても我が身は光ってくれませんが、すこしは身嗜みをととのえることができてればいいなぁ。